喜雨

今日は朝から雨が降り続いています。

喜雨、とは、

日照りが続いた後に降る、恵みの雨。

植物たちが喜んでいるように見える雨の事だそう。

 

小雨、霧雨、時雨、五月雨、夕立、

雨の表現ってまだまだたくさんあるんです。

それに加えて風の表現はなんと

2000種類以上あると言われているらしいのです!!

 

なぜ、自然を表す言葉が多いのか。

それは、日本人は季節の変化を評価するのが伝統文化であり

一年を通して自然の恵みに感謝する心があるから、とのこと。

 

日本語って素敵ですね!!!

 

 

 

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大工さんの仕事は、

からだいっぱいに季節を感じます。

空のご機嫌をうかがいます。

 

風の温度がわかる様になりました。

雨の匂いがわかる様になりました。

 

これは、大工さんにならなかったら

きっとわからなかったこと。

 

 

どの植物にも名前があること、

秘密の近道、その土地の昔話、

飼われていない動物の生き方、

野菜が甘いという意味、

礼儀作法や、方言という優しい言葉の使い方。

 

これは、大工さんにならなかったら

きっと知らなかったこと。

 

 

わたしには大工の先生だけでなく、

料理の先生、農業の先生、歴史の先生、

いろんな先生がいっぱいいて、

 

わたしが出会った人はみんな、

わたしより長く生きてきた分、

楽しく生きるヒントをたくさん、くれます。

 

 

 

そして、今日教わった事で、

あたまいっぱいにして帰る中、

 

大工さんになってよかったなって、

毎日思うのです。

 

また、明日も頑張ろう、と思うのです(^O^)